血圧とは?
血液が血管の中を通るとき、血管にかかる圧力のことを血圧といいます。心臓が収縮して血液を押し出した瞬間は、血管に一番強く圧力がかかっています。これを収縮期血圧(最高血圧)といいます。
そして、収縮した後に心臓が広がる(拡張する)ときには、圧力が一番低くなります。これを拡張期血圧(最低血圧)といいます。
血圧は、心臓が送り出す血液の量(心拍出量)と、それを流す血管の通りづらさ(末梢血管の抵抗)とで決まります。 この血圧が慢性的に正常より強くなってしまった病気のことを高血圧といいます。
高血圧の状態を放っておくと、心臓は高い血圧に対抗して働くため負担がかかり、次第に機能が低下します。血管が常に強い力で押され続ければ、血管壁が厚くなり、動脈硬化を引き起こしたり、あるいは、血管の内側が狭くなり中性脂肪やコレステロールがたまりやすくなったりします。
そうなると、更に血圧の上昇を招き、血管はボロボロとなり、文字通り「欠陥」品となってしまうのです。
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