カリウムを取りましょう
塩分(ナトリウム)は、ミネラルの仲間です。
ミネラルは適量とると、体の調子を整える働きがありますが、多すぎても少なすぎても健康を維持するためには好ましくはありません。
特に、ミネラルはお互いのバランスがとても大切なので、特定のミネラルを多く摂取すると、他のミネラルやビタミンなどとのバランスを崩し、健康を損ねてしまいます。
ミネラルの中でもカリウムは体内にたまってるナトリウムを腎臓から尿中に追い出す作用があります。日本人はカリウムの摂取量が国際的に見ても少ないため、高血圧が多い理由のひとつになっていると言われています。しっかりとカリウムを取ることが大切でしょう。
カリウムは、新鮮な野菜や果物などに多く含まれています。
野菜では熱を加えたり水にさらしたりすると失われやすいものが多いのですが、中にはカボチャのように、ゆでてもほとんどカリウムの量が変わらないものもあります。
果物は糖分も多く含まれているので、食べ過ぎると太ってしまったり、中性脂肪や血糖が増えすぎてしまうこともあるので、食べすぎには注意しましょう。
また、ご飯を玄米にしたり、パンをライ麦パンなどの精白していないものにすると、白米や精白したパンより多くのカリウムが摂取できます。
野菜や果物に比べるとカリウムの含まれる量は少ないけれど、主食として食べるものだけに、長い目でみるとその差は大きいですよ。
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